植物防疫まめ知識

【ミカンコミバエ】

カンキツ類などの生果実の大害虫

カンキツ類などの生果実の大害虫

ミカンコミバエ ミカンコミバエ
(上記の写真は無断転載禁止)

【ミカンコミバエ種群とは】
 ミカンコミバエ種群は、ミカンコミバエ等の形態的に酷似した種の総称で、体長7mm位の小型のハエの一種で、カンキツ類等の生果実の大害虫として知られています。
 日本でも、ミカンコミバエは1919年沖縄本島、1929年に奄美群島の喜界島で発見され、雄除去法という方法で1968年から1980年の防除で奄美群島、1977年から1985年 の防除で琉球諸島から根絶された経緯があります。

【世界における発生地域】
 中国、東南アジア、ハワイなど

【主な寄主植物】
 カンキツ類、モモ、ビワ、トマト、マンゴウ等の生果実

【被害状況】
 幼虫が果実に寄生すると腐敗・落下し、ひどい場合には収穫が皆無となる場合もあります。

 平成28年1月以降、台湾産ポンカンの輸入検査において、生きたミカンコミバエの幼虫が発見されたことを受け、台湾産ポンカンの輸入検査を中止していました。
 今般、台湾から我が国に提出された、ミカンコミバエが発見された原因及びその結果を踏まえた再発防止策について調査したところ、ミカンコミバエが発見された荷口を取り扱った低温処理施設に原因があると判断されました。
 このため、原因施設以外の施設から輸出されたポンカンの輸入検査を再開することとした旨が、植物防疫課から通知されました。
(平成28年11月20日/日青協ニュースより)

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