ブラッドオレンジ

ブラッドオレンジ

ブラッドオレンジ

  • 学 名Citrus sinensis (L.) Osbeck forma sanguinea
  • 英 名Blood orange
  • 科 目ミカン科
  • 原産地イタリアのシチリア島、マルタ島

 ミカン科ミカン属の常緑高木。

 ブラッドオレンジは、果肉が「血(blood:ブラッド)」のように赤いことから名前の由来になっています。原産は、イタリア地中海のシチリア島東部と言われています。1930年代にイタリア人とスペイン人の移民によってアメリカに運ばれたのを機に、カリフォルニアでも栽培されるようになりました。

 品種はモロ種とタロッコ種があります。モロ種は果肉、果皮とも赤黒く濃厚な香りと甘みがあります。タロッコ種は、果肉の色が赤色とオレンジ色がまだらで、甘みとほどよい酸味があります。国内では愛媛県で栽培しています。

 ブラッドオレンジの特徴は鮮やかな赤い果肉と濃厚な香りと甘みです。果肉の赤い色は、抗酸化物質であるアントシアニン色素によるものです。栄養成分は、通常のオレンジの1.5倍のビタミンCを含みます。
 日本に輸入されているブラッドオレンジは、アメリカ・カリフォルニア産で、出回り時期は2月〜3月と短期間です。イタリア産のブラッドオレンジは、主にジュースに加工されてから輸入されています。

【出回り時期、輸入割合など】

出回り時期

出回り時期

国別輸入割合

国別輸入割合

国別生産量割合

国別生産量割合

主要栄養素(100g中)

カリウム 140mg
βカロテン 50mcg
ビタミンC 40g
カルシウム 21mg 
(参考:バレンシアオレンジ)

カロリー比較

カロリー比較

【選び方】

 果皮の色合いが鮮やかであることと、果皮のハリやつや、手に持ったとき重量感があるものを選びましょう。果皮がしなびていたり、ふかふかしたりしているものは避けましょう。

【保存方法】

 購入後は、風通しのよい涼しい場所またはビニール袋かポリ袋にいれて冷蔵庫の野菜室で保存します。

【調理例】

  • 調理例1 房取り手順(1)
    下を切り落とし、リンゴの皮をむくように、 グ ル リ と 皮 を む く 。白 い わ た の 部 分 や 薄 皮 が 残らないように、厚めにむくのがポイント。
  • 調理例2 房取り手順(2)
    房の左側の薄皮の内側に包丁を入れ、中 心まで切り進める。果汁が流れ出すこともあ るので、下にボウルを置いておくとよい。
  • 調理例3 房取り手順(3)
    同じ房の右側を切ると、ひと房を切り取るこ とができる。これを繰り返して全部の房を切り 取る。果肉だけのピュアなおいしさを味わえる。
  • 調理例4 スマイルカット
    横半分に切り(ヘタを上部にした場合)、切り口から 斜めに包丁を入れて切り分ける。オレンジなど手で 皮をむきにくい柑橘類を気軽に食べたいときに最適 の切り方。

【オレンジのドレッシングでサラダを】

 オレンジでサラダドレッシングを作ってみましょう。オレンジ1個を房取りし(上の切り方・房取りを参照)、切り取った後の薄皮をボウルの上で軽く搾って果汁をとる。そのボウルに房取りした果肉 1/2個分を入れて粗くつぶし、オリーブ油大さじ1・1/2、ワインビネガー大さじ1/2、塩小さじ1/6、砂糖ひとつまみ、こしょう少々を加えて混ぜ合わせれば、でき上がり。
 甘くさわやかな風味は、エビなどシーフードやゆで野菜によく合います。

【関連情報】

果物と栄養教育/第7回レモン博士オレンジ博士になろう 果物と栄養教育

 オレンジについての解説情報は、「果物と栄養教育」にて、果物の食育「第7回レモン博士オレンジ博士になろう」の章でも解説されております。こちらも参考にしてください。 【詳しくはこちら】

フォトギャラリー

※フォトギャラリーは、ページの内容に関連した写真を集めたものです。クリックすると拡大写真をご覧いただけます。 写真ダウンロード 8枚(2.7MB) ※写真は栄養士や教育関係の方々に食育の授業などで活用していただくための資料としてご提供しています(非営利目的での使用に限らせていただきます。詳しくは輸入果物図鑑の使い方をご覧ください。)

ページ上部へ