フィリピンマンゴー

フィリピンマンゴー

フィリピンマンゴー

  • 学 名Mangifera indica L.
  • 英 名Mango
  • 科 目ウルシ科
  • 原産地インド北部からマレー半島にわたる地域

 ウルシ科フィリピンマンゴー属の常緑樹。

 原産はインド東北部からミャンマー。インド東部やミャンマーでは約4000年前から栽培が行われていたといわれています。

 マンゴーはチェリモヤやマンゴスチンとともに世界三大美果(世界を代表する3つのおいしい果実)のひとつです。現在は、東南アジア、アフリカ、メキシコ、ハワイ、オーストラリアなど熱帯・亜熱帯地域で広く栽培され、樹高10〜20mまたはそれ以上にもなる常緑樹です。日本では沖縄県、宮崎県、鹿児島県などでも生産されています。
品種は産地によって種類があり、その数は500種あるといわれています。品種によって果実の大きさ、形状、果皮や果肉の色や形はさまざまです。

 フィリピン産のマニラスーパー種のマンゴーは、形がペリカンのくちばしに似ていることから「ペリカンマンゴー」または果皮が黄色いなので「ゴールデンマンゴー」とも呼ばれています。濃厚な甘みとほどよい酸味があり、なめらかな舌触りです。フィリピンで1年中出荷されるので、国内では手ごろな価格で流通されています。

 マンゴーは、果物の中でもビタミンA、βカロテン、ビタミンCが多いのが特長です。ビタミンAは皮膚の潤いを保ち、目・口・喉などの粘膜を丈夫にする働きがあります。更にβカロテンはプロビタミンAとも呼ばれ、体内で必要に応じてビタミンAに変わり、残りは活性酸素を抑止し、免疫力を向上させ成人病の予防に効果があると言われています。また、葉酸と食物繊維が豊富なので、貧血予防や便秘改善にも期待できます。

主な品種は、

カラパオ種 フィリピン産。ペリカンフィリピンマンゴーと呼ばれている。
マハチャノ種
ナンドクマイ種
タイ産。イエローフィリピンマンゴー、ゴールデンフィリピンマンゴーとも呼ばれている。
ケント種、ヘイデン種 主にメキシコ産。アップルフィリピンマンゴーの一種。
キーツ種 カリフォルニア産。グリーンフィリピンマンゴーと呼ばれている。
ケンジントンプライド種 オーストラリア産。ピーチフィリピンマンゴーとも呼ばれている。

【出回り時期、輸入割合など】

出回り時期

出回り時期

国別輸入割合

国別輸入割合

国別生産量割合

国別生産量割合

主要栄養素(100g中)

βカロテン 610mcg
葉酸 83mcg
食物繊維 1.3g
カリウム 170mg 

カロリー比較

カロリー比較

【選び方】

 果皮の黄色が鮮やかで、ハリがあるものを選んでください。全体が明るく黄色いものが食べ頃です。ところどころ茶色く変色していたり、皮にたるみやしわがあるものは古くなっているので避けましょう。

【保存法と食べ頃】

 果肉がかたく未熟なマンゴーは常温の涼しい場所で追熟させます。品種にもよりますが、基本的に独特の甘い香りが強くなり、指先で軽くさわった時にやわらかさを感じれば食べ頃です。完熟したものはポリ袋かビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。食べる2〜3時間前に冷やすのがおすすめです。

【注意点】

 マンゴーはウルシ科の果実です。そのため、ウルシオールに似たマンゴールという接触性皮膚炎(かぶれ)の原因となる物質が含まれているので、かぶれを引き起こすことがあります。痒みを伴う湿疹などのかぶれ症状は食べてから数日経って発症・悪化する場合もあります。アレルギーのある人は、十分注意しましょう

【関連情報】

果物と栄養教育/第4回 フィリピンマンゴー博士になろう」 果物と栄養教育

 フィリピンマンゴーについての解説情報は、「果物と栄養教育」にて、果物の食育「第4回 マンゴー博士になろう」」の章でも解説されております。こちらも参考にしてください。 【詳しくはこちら】

フォトギャラリー

  • ウルシ科・フィリピンマンゴー(ペリカンマンゴー)・ガラバオ種
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